恋愛 婚活 

恋愛は深く考えすぎるとうまくいかない。なぜなら逃げ出してしまいたくなるから。

過去の恋愛には、あの時あれをしなければどうなっていただろうとか、これをしておけばよかったのになどと、後悔したりほっとしたり色々あると思います。

 

付き合った人の数だけ重大な選択することはあったと思いますが、その答えのだし方は意外と悩む深さに反比例するのかもしれませんね。

 

今回紹介する体験談は、本当に悩んだ割にあっけない幕引きをした若かりし頃の私のお話です。

 

高校3年生の時、私はファミレスのアルバイトに明け暮れ、ろくに学校にも通っていませんでした。夜も昼も働き、空いた時間はゲームセンターで遊ぶ。私なりに充実した毎日を送っていたのです。

 

その頃、コンピューターの専門学校へ通いながら、ゲームセンターでアルバイトをしていた先輩と知り合いました。彼には、手に抱えきれないほどのぬいぐるみやメダル、そして愛情も沢山もらいました。色々な所へ連れて行ってもらい、感情も、経験も、高校生の彼氏では到底味わう事の出来ない事を教えてもらいました。そして、付き合ってしばらく経った時、就職で大阪に行くから一緒についてきてほしいと言われたのです。

 

初めてのプロポーズで、私はとても悩みました。夜も昼も仕事中も二人でいるときもずっと悩みました。二人でいる時間は忘れる事のない思い出で、この時間を壊したくありませんでした。しかし、優しいだけの愛情になにか物足りなさを感じ始めていたのも事実だったのです。

 

こうして返事を決めかねている矢先、先輩はドライブ中に事故を起こしました。助手席に乗っていた私は、顔面を強く打ち唇をきりました。そして、小さいときからつづけていたトランペットがふけなくなったのです。私は本当に好きだったという感情を忘れ、先輩を恨みました。

 

それほど楽器を辞めることが辛かったのです。ほどなくして、私は大阪行きを断りました。

 

先輩は何も言わず、笑顔でわかったと一言いいました。それから二人は会うことはありませんでした。

 

 

今考えると、楽器の事については大げさに考えすぎで、頑張る気持ちがあれば続けることは出来ていたと思います。優しいから物足りないと思う気持ちも分からなくはないですが、実際は本当に好きで、あれ程悩んだのですから、そこに飛び込んでみてもよかったのではないかと思う時もあります。

 

後の祭りになりますが、悩んだ割にあっけない幕引きだったのは、選択する重圧につぶされそうになり、知らず知らずのうちにその場所からにげだしたかったのかもしれません。

 

もっと自分を追い詰めずに楽に恋愛を楽しんでいればまた結果はかわっていたのでしょうか。今となってはわからないことですが。