恋愛 婚活 

優しくて正直者な彼が大好きです!

主人と出会ったのは18歳の時、今から7年前の事です。

 

当時精神的な問題から高校を辞めた私は将来に対する不安しかなく、一年程を自宅に引きこもって生活をしていましたが、中学校の時に転校していった友人(彼女も諸事情で高校を中退していました。)が働いている派遣会社で一緒に頑張ってみないかと誘ってくれたのをきっかけに上京。

 

初めての一人暮らしや仕事をなんとかこなしている所に現れたのが一回り近くも年上な彼でした。初めての印象は、愛想笑いが下手な人だなぁと言う、少しマイナスな印象でしたが、彼の雰囲気はなんとなく優しそうで、友人と「この中でタイプの人は誰?」なんて話になると、私は決まって彼の名前を出していました。

 

彼とはさほど接触する機会がなく、言葉を交わした事もあまり無かったのですが、ちょうどバレンタインの時期が来ました。その時はまだ恋愛の意味での好意ではなく、少しだけ今よりお近づきになりたいな、と言う下心で義理チョコを渡しましたが、これをキッカケに彼とメールアドレスを交換して、一週間後には二人で出掛ける事になりました。記念すべき初デート、彼と何処に行ったのかと言うと、定番の映画館です。

 

彼の好みに合わせて、観たものは当時上映していたアクション映画。けれどこの内容がとにかくつまらなくて、映画を余り見ない私もハズレだなぁと思ってしまう程。上映が終わるまで、どうしようと思っていました。感想、何て言おう。正直につまらなかったと言うのは、ちょっとなぁ…。

 

迷っている私に、エンドロールが終わって、会場が薄明るくなった瞬間彼は言いました。

 

「なんか、つまんなかったね!」その一言で、今まで感じていた緊張が吹き飛んだ気がします。「うん、つまんなかったです!」

 

その後はカフェで私の注文した物をからかってくる彼との会話も、夜ご飯を食べながら聞く彼の趣味の話もずっと楽しくて、話は尽きませんでした。駅で別れる時、人と別れるのがこんなに名残惜しく感じたのも久しぶりでした。

 

その後も彼とはメールのやりとりを重ね、1ヶ月半後には付き合ってほしいと告白されました。彼の隣は居心地が良くて、私はすぐに頷きました。けれどまさかその彼と結婚までして子供まで出来るなんて、この時の私が知ったらきっと驚くだろうなぁと思います。