恋愛 婚活 

初めて付き合った女の話。

僕は現在33歳、故郷である山口県在住の看護師の卵です。しかし、僕は山口が大嫌いなので来年、資格を取ったら再び東京へ戻って就職し永住します。なぜなら僕は東京が第二の故郷であり、思い出の多い場所だからです。 
今日はその中でもとびきり楽しかった思い出となっている初めての彼女との大恋愛ストーリーを綴ってみたいと思います。
出会いは13年前、当時の僕はバンドマンで、バンドメンバーで行った忘年会でした。男4人で飲むのもさみしいな、ということで同じバンドでギターを担当していた4つ年上のメンバーが新宿の飲み屋でナンパして連れてきた女の子『ゆうき』を呼ぶことになりました。
もちろん初めはギターがナンパしてきたのでその2人が仲良くしてていいなーと思ったのですが、僕の昔の写真を見せる話になった時に、『今のほうがかっこいいね』と、彼女に言われてちょっと意識してしまいました。それから2人で話が盛り上がり、忘年会の終わるころ、ぼくはゆうきをナンパしてきたメンバーを外に連れ出し、『ごめん、彼女と電話番号を交換したい』と打ち明けたところ、お前がそう思っているならいいよ。と、言ってくれました。
それから数日間、メールや電話をして、初めてのデートをしました。場所は新宿で待ち合わせたのですが、彼女は15分くらい遅刻してきて、『ごめん、用事が長引いた』と言っていました。 初デートも無事終わり、程なくして付き合うことになった僕たちはメンバーのギタリストに報告することにしました。

 

彼は優しく祝福してくれました。(今思い出しても心の広い人だったと思います)

 

それから数か月して、僕が仕事先の女の子と物品の譲渡で連絡を取り合う機会があり、電話を頻繁にしなければならない状況が続きました。

 

ある時、彼女が自分の部屋にいるときに電話でその子と長話をしてしまい、彼女は怒って部屋を飛び出して雨の降る中傘もささずに帰ってしまいました。
僕は彼女を追いかけました。 

 

彼女の家に付いてインターホンを鳴らしました。

 

彼女がドアを開けると、ずっと泣いていたのか、目が涙で腫れていました。僕は彼女に説明し、ごめんと謝ると自分もすごく不安だったと言って、最後には許してくれました。

 

その一件があってから、『一緒に住もう』となり、すぐに新しい部屋を2人で探して同棲することになりました。
それから10か月間、夢のような同棲生活が続きました。 

 

2人で朝一から遊園地に行ったり、公園のボートに乗って桜を見たり、フリーマーケットに出店したり、料理を作ったり作ってもらったり、もちろん喧嘩もよくしていました(過去付き合った中で一番したんじゃないかと思います)
本当に楽しい毎日でした。 

 

しかし、ある時バンドがデビューすることになり、引っ越しをしなければならなくなりました。 僕は彼女と同棲を辞めたくはなかったのですが、音楽も同じくらい、というか人生をかけているほど大切にしていたので、引っ越しすることを決意しました。 今思うと、この時同棲を続けながらでも支障は無かったと思います。今でも後悔しています。

 

引っ越しの当日、朝から業者と荷物を運んでいるとき、彼女は布団をかぶっていました。きっと辛かったんだと思います。

 

引っ越しが終わり、それから数か月して僕たちは別れることになりました。 お互いの忙しさと生活のズレから気持ちもすれ違い、冷めていったのが原因でした。

 

最後のお別れの夜、自分の部屋へ彼女を呼び、思い出の話をたくさんしました。これ以上にないほど二人で大泣きしてしまいました。

 

変な話になるのですが、僕たちがもし、10年後もお互い独身のままだったら二人で一緒になろうwという話もしました。

 

僕は最後に彼女を見送り、二人は別れました。
そしてその一か月後。彼女から『故郷の北海道へ帰ることにした』と連絡がありました。僕は少し悲しかったですが、『元気でね』と返しました。

 

それからは連絡が取れなくなり、13年たった今でも彼女がどうしているのかわかりません。
ですが僕は、彼女の幸せを今でも祈っています。きっと素敵な人を見つけて幸せな家庭を築いていると思います。

 

これから先何十年先でもいいので、いつか会えたらまた思い出話をしながらまた2人で笑ってみたいです。